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つなごう!未来へ 島原半島ユネスコ世界ジオパーク

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長崎県雲仙市

■「浜の川湧水」と「かんざらし」
海にほど近く、時折潮の匂いを感じる港町の一角にある島原市の「浜の川湧水」。この場所は、かつては海でしたが、1792年に眉山が強い地震によって大崩壊を起こし、大量の土砂が海を埋め立てたことにより、現在の姿になりました。
海沿いに湧き出す真水は貴重だったことから、水を求めて人が集まり、いつしか港町ができました。1915年には「浜の川湧水」に隣接するお店が、1年で最も寒い“大寒”の時期に、もち米の粉で作った白玉団子をさらし、湧水で作った蜜に浸して食べる「かんざらし」を売り出しました。このお店が「銀水」です。「浜の川湧水」を使うからこそ生まれる独特の食感と、甘くて奥深い蜜の味は、眉山の大崩壊がなければ生まれることのなかった、島原の伝統的なジオスイーツです。
かんざらしはお店によって蜜の味が違うため、さまざまな味を楽しめます。おすすめの味を探してみてはいかがでしょうか。

◆第63回 ジオ空教室開催!
島原半島の歴史・文化・自然とそれを支えるジオの魅力をその道のプロが楽しく紹介します。

「第12回島原半島ユネスコ世界ジオパーク高校生研究発表大会」
県内の高校生が、島原半島内の自然や地球現象などを研究した成果を、ふるさとの魅力として発表します。

日時:10月7日(土)
午前9時30分~午後2時
※終了時間が前後する場合があります。
集合場所:がまだすドーム セミナー室
詳しくは、島原半島ジオパーク協議会事務局へ、電話またはメールでお問い合わせください。
【E-mail】info@unzen-geopark.jp

問合せ:島原半島ジオパーク協議会事務局
【電話】0957-65-5540

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