みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。
小浜町の国道57号山領口交差点付近の海沿いから雲仙への古道を歩きました。山領の集落を通り、古賀川に沿って山道に入っていきます。西暦701年に開山したとされる温泉山。この道も多くの人が歩いて雲仙を目指した道の一つと考えられ、江戸時代の絵図にも描かれています。
雲仙地区にお住まいの方が子どものころ、お祖父さんから「富津小学校まで歩いて通った」(明治時代)という話を聞いたそうです。他にも、長崎市出身の方が「昔、小浜鉄道で小浜に来て、雲仙まで歩いた」という話を母親から聞いたそうです。鉄道があった時期からすると、昭和初めごろのようです。自動車交通が普及して以来、徒歩で雲仙を目指す人は少なくなり、その記録はあまり多く残っていません。この道に限らず、雲仙温泉街への古道についてご存じことがあればぜひ教えてください。
今月で雲仙市に移住してきて丸2年になり、来月には地域おこし協力隊の活動は3年目に入ります。このほど、雲仙温泉街の空き家をお借りすることになりました。今後の住まいとしてはもちろん、任期後の活動拠点としての活用を目指します。
文:雲仙市地域おこし協力隊交流コンシェルジュ(観光物産課)
樋上 龍矢
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