みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。
こんにちは、ミヤマキリシマ調査員の山本です。今年の秋は暖かい日が続きましたね。そのせいか、ミヤマキリシマをはじめとしたツツジ類が10月末にいくつも咲いていました。紅葉し始める木々を背景に、ミヤマキリシマが鮮やかなピンクの花をつけるという風景が対照的で、独特の趣がありました。
この原稿を書く10月末は、冬を前にしてミヤマキリシマの下草刈りが活発に行われています。私も雲仙を美しくする会による池の原園地の下草刈りやNPO奥雲仙の自然を守る会による田代原の下草刈りなどに積極的に参加し、10月は月の半分くらい草刈りをしました。各地で草刈りに参加していると、場所ごとに雑草の種類が違うことが分かります。池の原や宝原はつる性植物やススキなどが多いですが、田代原はノイバラやイヌザンショウなど棘のある植物や、イヌツゲなどの硬い植物が多くを占めます。
田代原は放牧地なので、軟らかいつる性植物やススキは牛に食べられてしまうのでしょう。食べられずに残った棘のある危険な植物を人の手で切らないといけないので、田代原の草刈りは大変です。
文:雲仙市地域おこし協力隊(観光物産課)
ミヤマキリシマ調査員 山本 哲也
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