■今月の表紙
小浜マリンパークであった消防出初式には、勇壮な消防団員たちに交じって園児も参加。かわいい放水を披露し、笑顔で防火を呼び掛けました。
[記事は本紙P6]
■ぽつり
(広報担当の独り言)
先日、報道機関と県や市町などの防災担当者が、災害時の情報発信について意見を交わす「県災害報道連携勉強会」に参加。令和3年8月に雲仙温泉街で土砂災害が発生した際、広報担当として現場対応にあたった経験をお話しさせていただいた。
発災時、報道機関に必要な情報を率先して提供した。最大の目的は、記者を災害現場から遠ざけたかったから。現場は不明者の捜索に手一杯で、正直に言うと記者対応をする余裕はなかった。捜索終了までの11日間、合計で写真247枚、動画82本を各社に提供した。
災害報道の在り方は模索が続く。だけど、行政の発信ツールだけでは多くの人に情報を伝えられなかったのは事実で、そこには報道の協力が不可欠。素早く正しく、広く伝えるには、相互理解を深めていくことが大切だと感じる。
災害はいつどこで起こるか分からない。能登半島地震の現状を、テレビ・新聞を通じて知ることができる。恐らく現地の記者は何を伝えるべきか悩み苦しんでいるのだろう。いざという時に行政と報道機関が連携して発信できるよう、こういった勉強会を重ねていくことが必要だと思う。勉強会での議論は白熱し、予定時間を超過。願いも込めて話を結んだ。「この勉強会が杞憂で終わりますように」。
(亮)
■広報うんぜん vol.220
令和6年2月1日発行
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