【阪神タイガースで開幕1軍目指す】
●のぐち・きょうすけ
千々石町出身。小学1年から千々石アドバンスでソフトボールを始め、千々石中軟式野球部を経て創成館高へ。強打を武器にレギュラーを勝ち取り、2018年、3年時には春、夏の甲子園に出場。卒業後は九州産業大学に進み、2022年ドラフトで阪神から育成1位で指名を受けた。ファーム成績は198打数60安打6本塁打、打率3割3厘。昨年、支配下契約。右投げ右打ち。180cm、88kg。
プロ野球の阪神タイガースの育成枠として入団した雲仙市千々石町出身の野口恭佑選手は今季、同球団と支配下契約を結びました。持ち前の打撃力を武器に今季は、1軍入りという夢に向かって挑戦します。
野口選手は2022年、育成枠として阪神に入団。ファームでの開幕はケガをして出遅れましたが、昨シーズン終了時には打率3割を超えるなど挽回。
「体のケアの重要さを知った」と振り返ります。今季からの支配下契約になったことについて「目標だったのでうれしかった。一層頑張らないといけない」と力を込めました。
昨年の12月31日、野口選手や江越大賀選手(日本ハムファイターズ)のほか、社会人野球などで活躍する島原半島出身の野球仲間が集まって、自主練習を実施。地元の小中学生も一緒に練習して、間近でプロの技を学びました。子どもたちを前に野口選手は「夢に向かって日々積み重ねることが大事」とアドバイス。雲仙市民へのメッセージとして「早く1軍でプレーできるよう頑張るので、応援よろしくお願いします」と語りました。
今季のプロ野球はセ・パ両リーグとも3月29日開幕。
頑張れ!野口選手!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>