■今月の表紙
景観百選フォトコンで最優秀賞に輝いた田中さんの作品。「三十路苑はずっと行きたかった。五感で楽しめる雲仙の魅力を多くの人に知ってほしい」とコメントしました。
(受賞作品紹介は本紙P.5)
■ぽつり
(広報担当の独り言)
「この支配からの卒業」―。久々に同級生からの便り。「30年前、私たちにもこんな時代がありました」と、卒業ソングを集めたプレイリストが送られてきた。尾崎豊や槇原敬之、渡辺美里、岡村孝子など、曲と一緒に当時の記憶がよみがえる。イマ風にいうとエモいというやつである。
冒頭の歌詞は、尾崎豊の「卒業」から。勝手に日本一有名な卒業ソングのフレーズだと思っている。ただただ、若いなぁと感傷に浸ってしまう。大人の言うことに反抗しまくっていた。大学進学、就職と自分の足で歩んできたつもりが、そこには親だったり周りの先輩だったり、やっぱり大人の世話になってきたのも事実。30年を振り返って未だ大人になりきれていない自分を反省する。まだ何かの支配から逃れようともがいているような。反面、諦めが上手くなって長いものに巻かれることが多いような。学生時代より節目が少なくなった今だからこそ、別れと出会いが交錯する春の感触を、毎度思い出して心に留める機会にしたい。
ただ、同級生のプレイリストにバウンディや菅田将暉、米津玄師など最近のアーティストが混じっているあたり、同じ30年間でも過ごした濃度の差を感じた。真似してリストを作ってみたが、大半をザ・イエロー・モンキーが占めた。息子に流行の曲を教えてもらおう。これも自分なりの新生活。
(亮)
■広報うんぜん vol.222
令和6年4月1日発行
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