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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信vol.43

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長崎県雲仙市

みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。

こんにちは、ミヤマキリシマ調査員の山本です。皆さま、今年はミヤマキリシマを見に行きましたか?私は雲仙に来て年目の春を迎えますが、各地を巡りたっぷり堪能してきました。雲仙の色鮮やかなミヤマキリシマは何度見ても飽きないですね。
さて、雲仙地域が国立公園に指定されてから、今年の3月で90周年を迎えました。雲仙市は記念事業の一つとして、100周年を目指す田代原地域を含めた雲仙のミヤマキリシマ群落の保全および観光資源としての活用促進事業をスタートします。山の中に広がる放牧草原とミヤマキリシマ群落という、田代原地域に唯一残った「雲仙のいにしえの風景」を守るため、[環境保全→景観向上→観光資源としての活用促進→利用者・収益増加→環境保全]という、田代原など雲仙全体での保全と利用の循環を目指して活動していきます。
写真は約50年前の田代原の風景です。山の斜面にも草原とミヤマキリシマが広がり、ピクニックを楽しむ多くの人で賑わっていたことが見てわかります。30年程前までは国見、瑞穂、千々石、雲仙の小学生が遠足で田代原まで“歩いて訪れ“、牛に囲まれながらお弁当を食べた後、“歩いて帰った”そうです。すごい体力ですね。写真のような賑わいが取り戻せるよう、今後も頑張っていきます。
※写真は本紙30ページをご覧ください

文:雲仙市地域おこし協力隊(観光物産課)
ミヤマキリシマ調査員 山本 哲也

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