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言葉も国境も越えてダンスで国際交流

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長崎県雲仙市

■富津出身の関美奈子さん 生徒のダンサーらと帰郷 古里でホームステイ
雲仙市小浜町富津出身で、ドイツを拠点に活動するダンス講師、関美奈子さんが10~11月、教え子のダンサーたちと帰郷し、地元の子どもたちと交流しました。
○せき・みなこ
ダンサー、振付師、講師。
1961年、小浜町富津生まれ。児童心理学者関寛之の孫。ベルリンを拠点に演出家としても 活動中。

関さんがベルリンでダンスグループを創設したのは1988年。さまざまな国のダンサーと一緒に活動し、ヨーロッパやアメリカでオリジナルの創作ダンスなどを披露してきました。振付師、講師としても活動しながら2023年2月、ダンスの指導者を育成する「関メソッドスクール」を開校。今回はその授業の一環として、関さんとともに生徒・スタッフ計11人が来日しました。関さんは「私が生まれ育った富津の風景は、私のダンス創作の源。自然の中で生徒たちにもインスピレーションを感じてほしい」と思い、約1カ月間、富津で生活しながらレッスンを実施しました。
生徒の出身地はフランスやメキシコ、ドイツ、ブラジルなどさまざま。富津に滞在している間は、ホームステイや交流イベントを通じて市民と触れ合いました。11月16日にあった国際交流イベントには、地元住民ら約50人が参加。ジェスチャーゲームや音楽に合わせてダンスするなど、言葉の壁を越えた交流を楽しみました。

◆思い出いっぱいホームステイ
ダンサーたちは富津に滞在中、11月3~4日は市内のホストファミリーのところにホームステイしました。言葉が分からなくても身振り手振りでコミュニケーション。それぞれの家族が雲仙市内を案内したり、長崎市内まで遠出をしたりして過ごし、楽しい思い出をつくりました。

○山本さん家族
ゲストの歌に感動。言葉の壁はありましたが、それ以上に心でつながることができました。

○赤星さん家族
子どもたちが片言の英語で交流。同じ時間を過ごすほどに心が通う貴重な経験でした。

○堀尾さん家族
ご飯を一緒に作ったり夕日を見たり、あっという間に過ぎた時間。家族みんないい刺激になって、素敵な2日間でした。

○田中さん家族
ゲストのことが大好きになり、時間が足りなかったぐらい。ぜひまた遊びに来てほしい。

○矢﨑さん家族
ヨガを教えてもらい、一緒に実践。長女と海辺でダンスを踊っていたのがとても楽しそうでした。

○酒井さん家族
音楽やダンス、犬のことなどいろいろな話題で盛り上がりました。SNSで今も交流しています。

○大久保さん家族
スペインのお菓子を作ってみんなで食べました。豆腐やみそ、しょう油も気に入ってくれたようでうれしかった。

○志賀さん家族
どこに行っても感動してもらい、こちらが日本の良さを教えてもらった。お互いの文化を共有できた時間でした。

▼関メソッドワークショップ参加者募集!
関さんのお話を聞き、実際に身体を動かしながら、ダンスの魅力を楽しく体験する初心者向けの講座です。ダンス経験のない人でも気軽にご参加ください。
日時:1月19日(日)
午後1時~5時
場所:小浜体育館サブアリーナ
対象:12歳以上
(ダンス経験不問)
定員:45人
参加費:無料
申込方法:二次元コードから
※二次元コードは本紙7ページをご覧ください

問合せ:生涯学習課
【電話】0957-47-7864

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