■九州オルレ「島原コース」
韓国・済州(チェジュ)島発祥の「オルレ」とは、「通りから家に通じる狭い路地」という意味です。九州オルレはこの姉妹版で、コース沿いには、馬をモチーフにしたオブジェ「カンセ」や、赤・青のリボンなどがあり、それらを目印に巡ります。島原コースは、活火山・雲仙普賢岳と人々が共生して創られた地域の文化や歴史に触れることができます。
1990年から約5年間続いた平成噴火では、多くの家屋や田畑が火砕流や土石流による被害を受けました。土石流からの被害を避けるため、かさ上げ工事が行われました。また、「火砕流最長到達点」、「われん川」、「吉祥白天橋(きっしょうしらてんばし)」では、平成噴火によってどのように災害が起き、復興してきたのかを景色の中で感じることができます。そして、「秩父が浦公園」や「仁田団地第一公園」、ゴール地点の「ひょうたん池公園」では、地すべりが造りだした、大地や美しい景観を見ることができます。
◆第70回「ジオ空教室」開催!
島原半島の歴史・文化・自然、そしてそれらを支えるジオの魅力を、その道のプロが毎回たのしく紹介します。ふるってご参加ください!
○島原半島ユネスコ世界ジオパーク
~学術研究成果発表会~
島原半島ユネスコ世界ジオパーク学術研究奨励事業を活用して行われた研究について成果が発表されます。
※詳しくは本紙30ページの二次元コードから
日時:2月24日(月・祝)
午後1時30分~4時30分
集合場所:有家保健センター研修室
発表者:九州大学など県内外の大学の5つの研究グループ
※申し込み不要
詳しくは下記まで、電話かメールでお問い合わせください。
【E-mail】info@unzen-geopark.jp
問合せ:島原半島ジオパーク協議会事務局
【電話】0957-65-5540
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