◆新年のごあいさつ
喬木村長 市瀬直史
あけましておめでとうございます
健やかに新しい年を迎えられましたこととお喜び申し上げます
皆さんにとって幸多き一年でありますことを心からお祈りいたします
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
2023年の主な村の出来事:
・三遠南信自動車道 喬木IC
・たかぎ保育園開園「バルーンリリース」
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはお健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
まず冒頭、元旦夕刻に発生しました能登半島地震、今尚被害の状況は刻々と報道されておりますが、マグニチュード7・6と、とてつもないエネルギーの地震に見舞われました石川県をはじめとする近隣県の皆様にお見舞い申し上げますと共に、犠牲になられた方々に対し、心からお悔やみ申し上げます。
新年早々から、厳寒の地にあって救助救難活動、捜索、火災防御に当たられている防災関係機関の皆様、地域消防団の皆様の献身的な活動に敬意を表しますと共に、一刻も早く復旧復興に向かわれますことを願っております。加えて翌二日の羽田空港での、あってはならない事故も重なり、重苦しい空気の中での新年を迎えております。
ここ数年は、ご承知のとおり、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した諸物価高騰、物流の停滞による原材料価格の急騰などは、生産活動や普段の生活に深刻な影響を与える事態となり、さらにイスラエルとパレスチナの紛争、自民党派閥の裏金問題による政治の停滞等々、我々を取り巻く環境は国の内外を問わず、ますます複雑に変化しております。
この先どうなるのだろうかと先の読めない展開に一抹の不安を感じていますが、まずはこうして新しい年を迎えることが出来ましたのも、村民の皆様のご尽力の賜と感謝申し上げます。
昨年は、四年間にわたり制限のある生活や活動を余儀なくされた新型コロナウイルスも感染法上の位置づけが二類から季節性インフルエンザと同等の五類へと移行され、様々なイベントや集会の開催が可能となりました。
春には、地域の伝統行事である春祭りが盛大に開催され、久しぶりに多くの皆様の待ち望んでいた幸せな笑顔に接することができました。イチゴ狩りも一部復活し、その後も、保育園、小中学校の運動会や文化祭が通常どおり開催され、二十歳のつどいや喬木まつりも大変多くの皆様にご参加頂くことができました。
コロナ禍で停滞した地域のつながりや絆の回復、社会の閉塞感の打破、縮小した経済活動の再生を果たすために、皆で積極的に行動して頂きましたことを改めて御礼申し上げます。
◇たかぎ保育園について
昨年開園しましたたかぎ保育園では約百八十名の園児さんが元気に毎日登園し、九月に行われた運動会では旧北保育園、中央保育園の園児さんが仲良く一丸となって様々な種目に挑戦し、成長した姿を見せてくれました。
保育園の開園により、村の幼児教育から義務教育終了までの一貫した教育の拠点整備が完了しました。
社会教育の場としての運動公園も含め、中原地区は将来の喬木村を背負う若い世代の育成の場の拠点として、今後は、現在取り組んでいるICT教育を始め、地域の先駆けとなる新たな学びの創造を進めて参ります。
◇阿島北集合型村営住宅「クラソ喬木」について
また、阿島北に開所した集合住宅では、十六世帯の子育て世代が入居され、北自治会の一員として新たな生活の営みを開始されております。
結果、喬木村の人口は全体としては減少傾向に歯止めはかかっておりませんが、数年ぶりに転入人口が転出人口を上回る社会増となり、明るい話題を提供してくれました。
入居者選考に当たっては、応募多数のため抽選を行うなど、集合住宅に対する需要も相当程度あることが確認できました。
将来の人口移動、経済情勢を見極めながら今後の事業計画を練って参ります。
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