◆高血圧の状況
R4年度に喬木村国保の特定健診(40~74歳)を受診された667名の方の血圧値を見ると、約3割の方が高血圧でした。
血圧治療の進め方は、血圧値と脳心血管病の危険因子を合わせたリスクによって異なります。健診等で高値血圧より高い方は、家庭血圧を測定し村保健師にご相談ください。(記録用に血圧手帳をお渡ししています。ご活用ください。)
・血圧値の分類(診察室血圧)
高血圧は脳卒中、心筋梗塞、人工透析の最大の危険因子です。要介護になる原因の一つでもあります。生活習慣(減塩、減量、運動、節酒、禁煙など)で、血圧を下げることができます。
◆減塩食品・減塩調味料を試してみませんか?塩を減らせば、血圧が下がる!
「減塩」=「薄味」、「おいしくない」というイメージの方が多いと思います。減塩食品の品質は年々向上、美味しいものがたくさん登場してきました。通常品と判別がつかず、今までと変わらぬ使い方で減塩できます。慣れ親しんだ味から一気に変えることが難しい場合は、徐々に減塩することがおすすめです。例えば、始めはいつもの醤油半分と減塩醤油半分入れて使う方法など、塩味の味覚は2週間ほどで慣れてくると言われています。
現在、様々な企業から減塩食品・減塩調味料が販売されています。写真にある商品はいくつかサンプルがあります(数に限りがあり)ので、試しに使ってみたい方は、保健師栄養士にお声かけ下さい。
・1日の食塩摂取量 目標値
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