知事との県民対話集会

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九月二十三日(土)に上松町公民館で、「知事との県民対話集会」が開催されました。
この対話集会は、長野県が「対話と共創」の県政を推進するため、知事が県内すべての市町村を訪問し、市町村長や県民の皆様とテーマに沿って語り合うもので、上松町では「上松町の現状・課題を踏まえた公共交通のあり方について」がテーマとなりました。
会場には約五〇名の住民が集まり、意見提出をされた四名の方が、それぞれ公共交通における「高齢者」、「障がい者」、「教育・子育て」、「商工観光」についての課題を自身の体験を基に述べてくれました。
上松駅は跨線橋のみのため、高齢者や障がい者には利用がしづらい点や、学生が電車を待てる場所が無い、電車やバス、タクシーの運転手不足、観光地へのアクセス路改善など多くの意見要望が出されました。
阿部知事からは「JRやタクシー等、公共交通には県が直接手を出せない部分も多いが、補助制度や要望を挙げる等、県としてできるところは力を尽くしていきます。しかし、知事、県の力だけではできないことも多いため、県民の皆さんからもアイディアを出したりして、力を合わせていただきたい」と話しました。