昭和二十五年五月十三日から十四日にかけて発生した火災では、罹災世帯六一五世帯、二七九七名の住民の方々が被害に遭われました。
町と消防団では、この大火を教訓に、火災の恐ろしさを忘れることなく、二度と大火を起こさないようにと、昭和二十六年から毎年この時期に、大火記念日行事を実施しています。
今年は五月十三日(土)に諏訪神社境内にて鎮火祭が執り行われ、町内の今年一年の無火災・無災害と団員とそのご家族、関係者の健康を改めて祈りました。
その後、上松小学校で火災が発生したという想定で、夜間の模擬火災訓練を行い、消防団員と木曽消防署員合わせて約八十名が出動しました。
夜間での想定訓練は平成十二年以来で、出動した団員は投光器の設置や使用方法、夜間でのホース展張や機械の操作の注意点を確認しながら、消防訓練に尽力しました。
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