健康増進センターリレートーク…健康とデータ 85

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■テーマ　みんなで熱中症の危険から身を守ろう!～高齢者編～

577人(R4年度5～9月)

美林ちゃん(美)
太郎ちゃん(太)

美：まだまだ暑い日が続くわね!体調はどう?
太：バテバテだよ…でも、近所のおばあちゃんは長袖の服を重ね着してるのに、あまり暑さを感じないみたい。
美：それは、“キケン”ね!
太：なんで暑さを感じないのかなー?

◆高齢者は熱中症のハイリスク者
温度に対する感覚が弱くなるため、暑さに反応して起こる汗をかく・のどが渇くという反応が遅れる傾向にあります。
また、体重あたりの水分量が少ないことも熱中症リスクを高める要因です。高齢者が若年者と同程度に汗をかいた場合、脱水になりやすく、回復しにくい状況になります。

▽体重当たりの水分量

今回の数値は、長野県の高齢者が熱中症で救急搬送された人数(総務省消防庁発表)です。高齢者は、特に意識して熱中症を予防していくことが大切です。

◆高齢者の安全を守るネットワーク
▽高齢者自身の予防法
・のどが渇かなくても水分補給(1日1.2ℓ)
・水分の多い夏野菜、果物、みそ汁、ゼリーの摂取
・エアコンをつけて部屋の温度をはかる
・厚着をせず涼しい服装

▽周囲の人の気配り
高齢者の
・体調(元気、食欲、脇の下・口腔の乾燥状態)
・具合(体重、血圧、体温)
・環境(1人でいる時間の家での過ごし方、部屋の温度・風通し)はどうか?

■シリーズ「こころの元気チャージ☆」
(こころの健康を保つためのポイントを毎月紹介します。)
・まずは毎日5～10分!運動を気軽に実践!
運動には、ストレス解消効果があります。
歩く時間を増やす、仕事の合間にストレッチをする等してみるのは、いかがでしょうか?

問合せ：上松町役場　保健衛生係
【電話】52-2825