■德永 久国 隊員
こんにちは。
上松町地域おこし協力隊の德永です。
梅雨の時期も折り返したくらいでしょうか、7月の始めに執筆させていただいております。
さて、今回は先日、チェーンソー講習に行ってきた話について書かせていただこうかと思います。
6月の14から16日の3日間にわたり、塩尻市にある長野県林業総合センターにて、チェーンソー講習を受けてまいりました。
目的はチェーンソーを使って玉切りをし、できた丸太からアフリカンスツールを作るためです。アフリカンスツールとは、その名前のとおり、アフリカの部族の人たちが作る腰掛けです。
部族によって作られる形は実に様々ですが、わたしの好みはコートジボワールに住むセヌフォ族の作る椅子です。一本の丸太をくり抜いて作られており、薄い座面に太い脚という個性的なフォルムをしています。現地では衣類を川で洗濯するときなどに使用するそうです。刃物を使って荒々しく仕上げるため、同じ形のものは存在せず、1点ものとしての面白さもあります。
そんなアフリカンスツールをわたしは木曽ででた木を使って作っていて、現在は欅、くるみ、山桜を使用しています。
どこかでわたしのアフリカンスツールを見かけた際は、ぜひよろしくしてやってください。
話をチェーンソー講習に戻します。講習ではチェーンソーの扱い方、メンテナンス方法、法令に関することなどを座学、実技で学びました。
初めて聴くような単語の応酬、普段あまり入ることのない林の中に立ち入ったり、慣れないチェーンソーに悪戦苦闘しながらも3日間を駆け抜け、ひとまず基礎的なところは修了できたかと思います。今後はなんといってもケガをしないように気をつけながら、チェーンソーを扱っていきたいと思います。練習あるのみ。
それでは、また。
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