■葉山 修一郎 隊員
今月は赤沢で行われているサウナとそのために開発したサウナベンチについてお伝えしたいと思います。
上松町民の皆さんが大切に守ってきた森林浴発祥の地でのサウナが今年から認められ「この環境でサウナができるなんて」と参加者の方から満足の声をいただいております。
赤沢でのテントサウナを充実したものにするために、テントサウナに適したベンチを考えました。大切にしたのはサウナという過酷な環境の中で長く使えること、地元材のヒノキを使用すること、サウナグッズを収納し運べるボックス型であること。
機能面では、箱型にすることで荷物の多いテントサウナの移動や設営・撤収・収納が楽になり、森林浴の森でのサウナが身近なものに感じるようになりました。また、箱の高さを3種類用意したことで、サウナの種類や温度に合わせて高さ調整を可能にし、使う人にフィットしたサウナ体験を提供できるように考えました。
デザイン面では、ヨーロッパのハーフティンバー様式という軸組工法の住宅をモチーフとし、4つのパターンの箱を組み合わせて、楽しげな雰囲気と心地よいリズムを感じるサウナ空間をつくれるよう心がけました。
材料にひのきを使うことで直接肌に触れても優しさを感じ、フィトンチッドという成分で普段のサウナよりもさらに癒し効果が増し、深いリラックスを得ることができます。
皆さんのよく知る赤沢とはまたちょっと違う赤沢を体験できると思いますし、全国的にみてもなかなかない贅沢な時間を過ごせると感じますので、一度AGEMATSU SAUNA CLUBのサウナに参加されてみてはいかがでしょうか。
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