令和六年四月に移転する養護老人ホーム木曽寮の新施設が完成し、二月九日(金)に竣工式が行われました。
木曽寮は昭和二十七年に「上松町立駒ヶ根養老院」として設立され、昭和四十三年に小野地区に移転しましたが、建物の老朽化により新施設を建設・移転することになりました。
新施設は全室個室(一部の部屋は夫婦など希望者用に相部屋に出来る)でSDGsや光熱費対策として太陽光パネルや木質チップボイラーを設置しています。
また、調理の合理化のため数回分の食事を作り保存し、提供時に温める「ニュークックチル方式」の導入や、緊急設備と避難室を二階に配置し、介護が必要な方でも無理なく避難ができる垂直避難体制とするなど、高齢者福祉施設の課題解消を目指した施設となっています。
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