地域の防火活動を担っていた、上松町連合防火会及び地区防火会の解散総会が四月十六日(火)にひのきの里総合文化センターで行われ、七十七年にわたる活動の幕を閉じました。
連合防火会及び地区防火会は町の無火災のため、住民への啓発活動による防火思想の高揚と、町消防団活動への協力、後援を目的として、昭和二十二年に組織されました。
防火会役員は、消防団幹部経験者を中心に選出され、地区に設置された大型消火器の維持管理や家庭用消火器の斡旋、各家庭を訪問しての火の元点検等、防火に関する活動を行ってきましたが、町人口の減少や役員選出の母体である消防団の団員数の減少、住民の防災意識が火災から風水災害へと移り変わっていること等を勘案され、令和五年度末をもって解散することとなりました。
長年にわたり町の安全、安心のためにご尽力いただいた、上松町連合防火会及び地区防火会の皆様に、感謝と敬意を申し上げます。
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