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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊だより

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長野県上松町

■中村香月隊員

皆さんこんにちは。地域おこし協力隊の中村です。もう9月。暑い日もありますが暦的にはもう秋ですね。まだ若いと言われて喜んでいる私ですが、すでに一年の体感速度が速まるという現象を身にしみて感じています。
学生のうちは勉学に苦手意識のあった私の世界はまだまだ知らないことだらけで、最近は協力隊の活動とボランティア活動を通して様々な経験・勉強をさせていただいています。今になって「学ぶって楽しいな、わくわくするな」と感じている今日この頃。このマインドで学生に戻ったら過去一いい成績を残せそうです。
さて…今日はどんな一日でしたか?お母さん、お父さん、娘、息子、おじいちゃん、おばあちゃん。家族の中でも役割や肩書が存在し、社会に出るとさらに増えて、実のところ日々いろんな自分を生きています。
今この瞬間の積み重ねが人生となっていくわけですが、今日わくわくしながら役割や肩書のない自分自身のために使えた時間はどれほどのものだったでしょうか。
私は家族のことが大好きです。順位をつけるわけではありませんが、母が笑っていると一等嬉しいのです。そんな母には、母として以外に自分の人生があるなと。もちろん、誰にだって自分の人生があります。けれど、日々忙しく役割や肩書の中で生きていて、自分のやりたいことや自分の時間を楽しめているのかな。自分を生きるってどうしたらいいのかなと考えるようになりました。社会は皆が役割を担ってくれているから回ります。でも、その中に少しでも自分を生きる時間があってもいいじゃないか。
何が言いたいか。そう…ワークショップ(WS)に参加して〝自分のためのわくわく時間を過ごしてほしい!〟この一言です。回りくどく感じたでしょうか。しかしこの前置きが私のWSを企画し、皆様に参加してほしい理由なので、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
中村企画のWSはズバリ「糸とお茶。」刺繍のWSです。刺繍と聞くと、「やってみたい!」「昔やってたの。また始めたい」など嬉しい反応を頂ける半面、細かい作業が苦手など不安のお声を頂くことも少なくありませんでした。
苦手意識はいつの、どんな経験から来たものか。料理を作る方なら相手がどうしたら美味しく食べれるか分析し、試行錯誤してたら美味しく食べれる「可能性」が見えてくることがありますよね。苦手なものを無理に好きになる必要はありません。ただ「可能性」を掴んで好きが増えていく日々は楽しいものです。一緒におしゃべりしながら好きな色で好きなものをチクチク作ってみませんか。
ほかにも皆様の上松町の好きなところを様々な形でシェアし他者の視点を通して新たな魅力を発見する「上松いいとこ展」や、モノづくりの価値を学ぶ「MITSUHIMOマルシェ」など企画していきたいと思っています。
日程や詳細につきましては「あげまつだより」にてお伝えしていきますのでお楽しみに。

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