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自治体の皆さまへ

地域のチカラ 魅力・活力・実行力

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長野県上田市

■川辺泉田まちづくり協議会
田中敏子 会長
設立年月日:平成29年5月
対象区域:川辺・泉田地区
区域内世帯数:7,414世帯
区域内人口:16,352人(令和5年9月1日現在)
構成団体:川辺・泉田地区自治会連合会 ほか23団体

◆住民自治組織でまちづくり
このコーナーでは、市内に設立済みの住民自治組織の活動をシリーズで紹介していきます。この組織は、一定の区域を範囲として、各種団体が参画・連携・協力し、防災や地域福祉など、単独の自治会だけでは対応が難しい課題の解決や地域の特色を活かしたまちづくりに取り組んでいます。

◆川辺・泉田地区はどんなところ?
川辺・泉田地区は城南地域に位置し、上田原、川辺町、倉升、下之条、神畑、築地、東築地、半過、福田、吉田の10自治会から成り立っています。
半過岩鼻、上田古戦場など自然豊かな風景が残る一方、生活利便性が高く住宅化が進んでいる地域です。また、令和10年開催の国民スポーツ大会に合わせ上田古戦場公園テニスコートの整備が進んでいます。

◆主な活動内容を教えてください
魅力ある地域づくりに向けて、4部会が川辺・泉田地区自治会連合会や各種団体と協働しながら独自の活動を展開しています。

▽生活環境部会
通学路の安全対策事業、地域交通対策事業を行い、子どもから大人まで「安心・安全で暮らせる」地域づくりを目指しています。

▽福祉部会
シニアの皆さまが安心して生活できることを願い、「かわせんシニア くらしの便利情報」を作成し全戸配布しました。また、高齢者の健康維持・促進を目的に「スポーツ吹き矢」事業を実施し、大勢の皆さまが参加しています。

▽商工振興部会
まちづくり協議会の公式サイト内に事業所と住民をつなげる「川辺泉田地域を元気にするコミュニティサイト みんなのかわせん」を立ち上げ、エリア内の事業所を知ってもらい、利用してもらうことを目的に新たな店舗の紹介をしています。

▽教育文化部会
川辺泉田地区歴史資料館の整備事業を進め、子どもの居場所開設事業の支援を行います。

▽その他の活動
県道川西線の路線バスが廃止され、半過地区の小・中学生の通学が困難となり、市教育委員会で「スクールタクシー」を運行していましたが、令和5年度からは、みんなの「かわせん交通」運営委員会を立ち上げ、川辺・泉田地区自治会連合会、地元自治会、ボランティア、保護者、まちづくり協議会が協働して安全に学校の近くまで送っています。

◆今後の展望などを教えてください
現在、みんなの「かわせん交通」運営委員会は、運転免許を返納した高齢者の方や、公共交通機関を利用したくてもできない方が、通院、買い物をする際の交通手段をどう確保するかを、関係機関の皆さまと相談しながら早急に検討していきたいと思います。また、地域まちづくり計画に関し、長野大学の学生と地域住民がコラボしたさまざまな活動を展開し、若者の意見を取り入れた事業にも取り組みます。

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