令和4年度の市の決算がまとまりました。
皆さんに納めていただいた税金や国・県の補助金などがどのように使われたのかをお知らせします。
◎表示単位未満を四捨五入しています。端数処理のため合計額は一致しないことがあります。
決算概要の詳細は市ホームページで公表しています
■一般会計
一般会計の決算は、歳入(1年間に市に入ったお金)総額が763億円余、歳出(1年間に市が使ったお金)総額は735億3千万円余となり、令和5年度へ繰り越す財源5億5千万円余を除いた実質収支は、22億2千万円余の黒字となりました。
この実質収支から前年度実質収支(23億7千万円余)を除いた単年度収支は、1億5千万円余の赤字となりました。
◆実質単年度収支
自主財源:市税、使用料など市が自主的に得られる財源
依存財源:地方交付税、国・県支出金、市債など国や県の基準によって定められた額が交付される財源
市の予算は、使う目的別に区分しています。
それぞれの区分に含まれる人件費は総額で121億円(歳出総額の16.4%)、道路や公共施設整備などの普通建設事業費は総額で60億円(歳出総額の8.2%)です。
◆令和3年度決算との比較(主なもの)
▽商工費
商業振興事業の増などにより前年度と比較し5億1,247万円、8.3%の増
▽消防費
消防団員人件費、消防施設整備事業の増などにより前年度と比較し6,715万円、3.5%の増
▽災害復旧費
農地農業用施設災害復旧事業、公共土木施設災害復旧事業の減などにより前年度と比較し11億6,985万円、67.7%の減
▽総務費
基金積立金の減などにより前年度と比較し11億294万円、11.0%の減
▽民生費
住民非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業の減、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の減、保育所建設事業費が皆減となったことなどにより前年度と比較し16億6,131万円、6.2%の減
◆市民一人当たりに換算すると
歳入:49万8,789円(前年度比4.0%減)
歳出:48万637円(前年度比3.8%減)
※市民一人当たりの金額は、令和5年4月1日現在の住民基本台帳人口(152,986人)で割ったものです。
■財政状況
財政の健全性を示す財政指標はいずれも、早期健全化基準を下回っており健全であることを示す数値となっています。実質赤字比率および連結実質赤字比率は黒字決算のため、該当がありませんでした。
※この基準を超えると国の定めに従い、健全化に向けた取り組みが必要になります。
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