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自治体の皆さまへ

特集 未来をつなぐ うえだ水道 100周年(2)

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長野県上田市

■水道広域化について一緒に考えてみませんか
水道は、生活に欠かすことのできない重要なライフラインの一つであり、「人口減少社会の中でも安心・安全な水道水を届ける」ことが重要です。このような理念を実現するため、令和5年3月に「長野県水道ビジョン(長野県環境部)」が改定されました。改定ビジョンは、水道事業の基盤強化を図るための広域化推進方針を示す「水道広域化推進プラン」としても位置付けられています。

◆広域連携の方向性(長野県水道ビジョンより)
・財政の改善効果が最も大きく、専門人材の確保や施設の効率化、管理業務、災害対応などの事業運営全般において組織体制強化を図ることのできる圏域単位の「事業統合」を目指す。
・県内を「9圏域」に分け、圏域ごとの方策により段階的に広域連携を実施していく(本紙掲載の図のとおり)。
※上田圏域は、県営水道(長野県企業局)が上田および長野圏域にまたがり給水しているため、「上田・長野圏域」として長野圏域と一体的に検討が進められています。
上田圏域:上田市、東御市、青木村、長和町
長野圏域:長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、小川村、飯綱町

◆上田・長野圏域の連携方策は?
先行して県営水道、長野市、上田市、千曲市、坂城町で、中核となる事業者を設立したうえで、圏域内の他市町村の水道事業者との事務の共同化、技術面・人材面での協力や業務受託などの連携をし、圏域全体の基盤を強化する。

◆これまでの検討状況について、昨年度は広報うえだでお知らせをしたほか、各地域協議会で説明を行いました。
▽これまでいただいたご意見を紹介します
Q.広域化した場合、民営化にはならないの?
A.水道事業の広域化は、民営化ではありません。一部業務は民間業者への委託も考えられますが、新たに設置する企業団(公営企業)が水道事業を運営していきます。

Q.水道料金は上がらないの?
A.今後、人口減少が見込まれることから、上田市単独経営のままでは水道料金の大幅な値上げが必要ですが、事業統合することで値上げ幅を抑えることができます。

▽皆さまのご意見をぜひお寄せください
皆さまのご意見を参考に、早い時期に市としての広域化の方向性を示したいと考えています。今後は市民説明会などを実施していく予定です。
※広域化に関する詳細は市ホームページから
※広域化についてのご意見は電子申請で随時受け付けています

将来にわたって安全な水の安定供給を維持していくため、給水開始100年という歴史的節目を新たな出発点として、水道事業が市民の皆さまに「より信頼される水道」となるよう努めてまいります。

問合せ:
上水道課【電話】72・4253
経営管理課【電話】75・2276

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