■住民自治組織
広報うえだ令和4年8月号から「住民自治組織(13組織)」の活動を紹介してきましたが、今月号では、改めて市全体の活動状況をまとめて紹介します。
◆市内の住民自治組織(13組織)
(1)南部まちづくり協議会
(2)北部地区まちづくり協議会
(3)神川まちづくり委員会
(4)西部地域まちづくりの会
(5)神科まちづくり委員会
(6)豊殿まちづくり協議会
(7)城下まちづくり未来会議
(8)川辺泉田まちづくり協議会
(9)塩田まちづくり協議会
(10)川西まちづくり委員会
(11)丸子まちづくり会議
(12)真田の郷まちづくり推進会議
(13)住みよい武石をつくる会
◆市が目指す「まちづくり」
市では、平成18年の市町村合併以降、地域の特色を活かしたまちづくりを進めるため、地域自治センターの設置、「自治基本条例」の制定など、まちづくりを進めるための体制整備を行ってきました。
「自治基本条例」は、上田市民憲章を尊重し、持続可能な市の発展を目指すため、市の自治の最高規範として平成23年度に制定しました。「参加と協働」「地域内分権」を自治の基本理念として掲げ、市と地域コミュニティ(自治会や住民自治組織など)が互いの特性を認め合いながら、対等な立場で役割分担しながらまちづくりを進めることとしています。
◆主な役割
住民自治組織は、地域の特色を生かしたまちづくりを進めるための組織として、平成28年度以降設立が進んでいます。
「地域でできることは地域で」「自らが主体的に地域の特色を生かしたまちづくりに取り組む」「地域づくりは自分たちのために」との理念を掲げ、自主的に活動しています。
人口減少・少子高齢化の急速な進行による「担い手不足」「高齢化」により、単独の自治会では対応が困難な課題を、効率的・効果的に解決する役割も担っています。
◆活動事例
▽地域内での移動手段の確保
・高齢者の移動支援(通院、買い物など)
・小・中学生の登校支援
▽地域内での情報共有
・エリアトークによる地域の情報伝達・共有
・組織ごとにホームページを作成し、地域の情報を発信
▽防災対策
・公共施設敷地内への防災倉庫の設置
・各種防災資器材の備蓄(取扱い講習などを含む)
・小学校などと連携した防災訓練の実施 など
▽その他(他市の事例など)
・自治体からの文書の送達
・ごみ集積所の維持・管理
・高齢者などの「買い物代行・支援」
・地域の「困りごと」解消のための取り組み(遊休荒廃地の活用、降雪時の雪かき・雪下ろし など)
※詳しくは本紙をご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>