令和5年度の決算状況をお知らせします(2)

32／37

■財政状況
財政の健全性を示す財政指標はいずれも、早期健全化基準を下回っており健全であることを示す数値となっています。実質赤字比率および連結実質赤字比率は黒字決算のため、該当がありませんでした。

※この基準を超えると国の定めに従い、健全化に向けた取り組みが必要になります。

■上田市の財産
●基金　272億8,180万円
市の貯金ともいえる基金を、令和5年度は合計で13.2億円を積み立てる一方、14.0億円を取り崩して、事業実施のために活用しました。

[基金の年度末現在高](一般会計+特別会計)
・財政調整基金　41億7,381万円
・減債基金　51億996万円
・その他特定目的基金　157億9,277万円
・定額運用基金　22億526万円

●市債残高　1,014億円
道路、学校、病院や下水道など社会資本整備のため市債(借入金)を活用しています。長期の借入を行うことで、財政負担を複数年に分け、計画的な財政運営を行っています。

■特別会計
歳入：341億円
歳出：337億円
特別会計とは、特定の事業や資金などについて、その収支を明確にするための会計です。
特別会計全体の決算額(歳出)は、前年度と比べると、0.8%、2億6,454万円の増となりました。

■公営企業会計
収入：144億円
支出：163億円
公営企業会計とは、水道料金などの収益によって運営される会計です。
企業会計全体の決算額(支出)は前年度と比べると、3.7%、6億2,471万円の減となりました。

※1　収益的収支：人件費、施設の維持管理費、減価償却費など経営活動に必要な経費
※2　資本的収支：施設の整備・投資、借入金の償還金などの費用

問合せ：財政課
【電話】23・5113