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自治体の皆さまへ

水道事業の広域化を検討しています​​

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長野県上田市

広域化すると国からの補助金の対象となるため、水道の設備の更新や耐震化が促進されます

■広域化事業(国庫補助)として検討している主な事業(上田市関係)
◆染屋浄水場~諏訪形浄水場連絡管整備(事業費7億円)
▽事業の目的・効果
・上田市内の県営水道区域を染屋浄水場の給水区域に変更できる。
・非常時における「染屋浄水場」から「諏訪形浄水場」へのバックアップ体制が構築(相互のバックアップは検討)できる。

◆染屋浄水場耐震化・更新(事業費54億円)
※全体事業費113億円に対し、補助期間内の事業費
▽事業の目的・効果
・施設の老朽化が進んでいることから耐震補強を含め、基幹となる浄水場として再構築する。
・上田市単独による更新に比べ、補助金などの財源確保が見込まれる。

◆新規水源整備(滝の入水源)(事業費10億円)
▽事業の目的・効果
・標高の高い位置での水源開発により、自然流下による給水エリアを広げ、ポンプなどの動力費の削減を図る。
・新規水源開発により染屋浄水場の給水区域を見直すことで、染屋浄水場から市内の県営水道区域へ供給が可能となる。

この他にも運営基盤強化等事業(国庫補助)として広域化事業の額を上限に、運営基盤を強化するために必要な施設・設備に関する整備事業が可能となります。

◆耐震化や老朽化対策に関する管路・施設などの整備方針
・老朽度を考慮して実施(地域格差の是正)
・重要性の高い施設や管路を優先して実施

■皆さんの不安の声にお応えします
Q.広域化が民営化につながるのでは?
A.広域化は民営化を目的としたものではなく、むしろ公営を維持しながら水道事業の基盤を強化するための取り組みです。

Q.広域化によりサービス低下にならないの?
A.広域化による窓口サービスなどの低下がないよう、協議会で検討・協議を行っています。(窓口は、一定期間経過後に最適なあり方を検討)

Q.下水道事業との連携はどうなるの?
A.上下水道事業の共通業務(水道メーター検針による下水道料金の徴収業務、給排水設備工事申請の受付・検査、お客様対応窓口など)については、企業団が一元的に受託する方向で検討していきます。

■基本計画(素案)などについてご意見をお寄せください
上田市は広域化への参加をまだ決めておりませんが、上田長野地域水道事業広域化協議会から基本計画(素案)が示されました。基本計画は、上田長野地域において事業統合による広域化を行う場合の、業務運営、組織体制、財政運営などに関する基本方針や事項をまとめ、今後さらなる検討を進めるうえでの指針とするものです。
広域化に対する市民の皆さんからの意見・質問などを募集します。

募集期限:令和7年1月10日(金)まで
※基本計画(素案)に関するもの以外は随時受付
公表場所:市ホームページ、問合わせ窓口、行政資料コーナー(市役所本庁舎1階)、各地域自治センター窓口(丸子は丸子・武石上下水道課)
提出方法:記入用紙(市ホームページまたは公表場所にあり)に住所・氏名・電話番号を記入し、郵送、FAX、メール、または直接問合わせ窓口へ持参。

問合わせ:経営管理課(真田地域自治センター3階)
〒386-2292 真田町長7178-1
【電話】75・2276【FAX】75・1380
【E-mail】keieikanri@city.ueda.nagano.jp

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