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地域のチカラ 魅力・活力・実行力

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長野県上田市

■城下地区 城下まちづくり未来会議
増澤 吉雄 会長
設立年月日:平成29年6月
対象区域城:下地区自治会連合会区域
区域内世帯数:5,945世帯
区域内人口:13,073人
(令和6年3月1日現在)
構成団体:城下地区自治会連合会、地区社会福祉協議会、防犯防災協議会、環境建設協議会

◆住民自治組織でまちづくり
このコーナーでは、市内に設立済みの住民自治組織の活動をシリーズで紹介していきます。この組織は、一定の区域を範囲として、各種団体が参画・連携・協力し、防災や地域福祉など、単独の自治会だけでは対応が難しい課題の解決や地域の特色を活かしたまちづくりに取り組んでいます。

◆城下地区はどんなところ?
明治期に(小牧村、諏訪形村、御所村、中之条村)の4村で城下村が発足し、大正期に上田市に合併しました。
時代が大正から昭和へ移り変わる中で、主要地方道長野上田線・上田丸子線などの幹線道路や上田電鉄別所線が通る交通利便性が高い地域となり、都市部の拡大・人口増加から、現在の9自治会(小牧、諏訪形、須川、中村、朝日ヶ丘、三好町、御所、中之条、千曲町)となりました。

◆どんな活動をし、どんな地域を目指していますか?
▽活力あふれ、生活を支えるまちづくり
住民生活を支える道路網などのインフラ整備・充実は継続すべき重要課題として捉え、自治会の枠を越えた広域課題は、環境建設協議会を中心に取り組んでいます。

▽ともに支え合うまちづくり
地区社会福祉協議会を構成する民生児童委員会と福祉推進委員会を中心に、福祉課題の解決に取り組んでいます。地区内一斉の街頭活動「城下あいさつ・声かけ運動」の推進、地域ふれあい事業・福祉活動(フードドライブ)への支援、介護サービスや保健福祉サービスなどへの支援・啓発活動をしています。

▽安全・安心なまちづくり
令和元年東日本台風で城下地域は甚大な被害が発生したことから、将来の災害への備え、減災につながる地域防災力の向上、災害対応力の強化が最重要課題となっています。「城下地区防災計画」に沿って、避難所運営マニュアルや自治会別自主避難計画を見直し、城下地区防災センターに地域防災備蓄庫を設置するなど充実・強化を図っています。また、住民への啓発と地域を守る消防団員確保を目的に「城下消防まつり」を実施しています。

◆今後の展望などを教えてください
令和元年東日本台風で城下地区に架かる「上田電鉄別所線」の赤い鉄橋が落橋し、加えて新型コロナウイルスが人々の暮らしを一変させてしまいました。こんな時だからこそ、城下まちづくり未来会議が中心となり、地域の絆を再構築し、若者も高齢者も安心して暮らせるように、住民が協力して地域を支えていければと思っています。

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