■高齢者を狙った悪質商法にご注意!
全国の消費生活センターに寄せられた相談のうち、約4割を60歳以上の方からの相談が占めています。悪質業者は、言葉巧みに高齢者の不安をあおったり、親切にして信用させるなどして大切な財産を狙って勧誘してきます。また、高齢者は日中に自宅にいることが多いため、家庭訪販や電話勧誘販売による被害に遭いやすい傾向にあります。特に被害の多い事例をいくつか紹介しますので、手口を知り、トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう!
◆屋根や外壁修理などの点検商法トラブル
「近所で工事をしている。無料で点検します」と訪問。点検後に「このままだと大変なことになる」と不安をあおり、その場での契約を迫る手口です。
◆不用品の買い取り(訪問購入)トラブル
不用品(食器や服など)の買い取りを口実に訪問。家に上がり込むと「貴金属はないか」と迫り、安い値段で強引に買い取る手口です。
◆ショートメッセージやメールでのフィッシング詐欺
行政や宅配業者などをかたり、暗証番号など個人情報を詐取しようとします。
◆アナログ戻しの契約トラブル
「光回線をアナログ回線に戻すと料金が安くなる」と勧誘する手口です。手続き代行やオプションサービスとして高額な料金を請求されます。
◆インターネット通販での定期購入トラブル
「初回限定」「お試し」など格安の広告を見て、1回だけのつもりで注文したら定期購入だった。解約しようと業者に連絡をしても全くつながらない。
◆著名人をかたる投資詐欺
SNS上で有名投資家をかたり、次々に高額な投資を勧誘する手口です。
不安に思ったり、トラブルになった場合には、上田市消費生活センター(【電話】75・2535)や消費者ホットライン(【電話】188)にご相談ください。
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