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新年のごあいさつ

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兵庫県加西市

■加西市長 高橋 晴彦
▽市民との協働で築く新たな一年
新年明けましておめでとうございます。皆さま方におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
多くの皆さま方から、温かいご支援を受け、昨年6月に第8代目の加西市長として市政を担わせていただくことになりました。就任以来、多くの課題が出てくる中で、市民の皆さまをはじめ、市内活動団体や関係機関などのお力添えをいただき、無事市政を運営できておりますことに、心から感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、5月に新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症となり、かつての日常に戻りつつある一年となりました。コロナ禍により、オンラインでの会議や交流が普及しましたが、イベントや祭りなど、さまざまな活動が再開されており、対面でのコミュニケーションだからこその「人と人とのつながり」を、改めて感じられたことと思います。このようなつながりによって、地域は修復・維持され、人口減少を乗り越える力になると考えております。
さて、私が市政運営を行う上で、最も大切にしているのが「市民の皆さまの声」であります。昨年は2度にわたり、タウンミーティングを開催し、地域の皆さまと直接対話する機会を設けるとともに、「市長への手紙」と題し、広くご意見・ご要望を受け付けているところです。加西市では、小中学校の再編や市立加西病院の移転など、市民生活に直結する課題が山積しております。しかし、皆さまからのお声をいただき、コミュニケーションを図りながら、解決に向け、一歩一歩確実に歩みを進めてまいります。
より良いまちづくりのために、私たちと共に、市民の皆さまも主体となって取り組んでいきましょう。皆さまの更なるご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、新年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

■加西市議会議長 丸岡 弘満
▽新たなる議会改革への挑戦
新年あけましておめでとうございます。市民の皆さま方には健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。日頃より、市議会の運営並びに活動に対し格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
昨年は、世界中で猛威を奮った新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことから、経済活動や人の往来が活発化するなど以前の日常生活を取り戻してきたと感じております。
本年は、小中学校の再編やメディカルタウン構想としての新病院建設などの重要な課題が山積していますが、昨年の市議会議員選挙で新たに選ばれた15人の議員のうち3分の1にあたる5人が新たに議員となるとともに女性議員も3人に増えるなど、幅広い年齢で多様な議員構成となった議会において市民の意見を市政に反映できるよう議論を尽くし最善の結論を導き出していきたいと考えております。
また、議会運営の最高規範となる議会基本条例の制定から13年間の議会改革で満足することなく、時代の要請に即した新たな議会運営を目指し、タブレット端末および文書共有システムの導入によるペーパーレス化、議会ライブ中継での字幕付き映像の配信、電子採決システムの採用による採決結果の明確化などDX技術を活用した議会改革を実行いたしました。さらに本年は、SNSを活用した情報発信、中学校区単位での議会報告会の実施、議員定数等の検討、議会による主権者教育の推進、市議会業務継続計画の見直し、ハラスメント防止条例の検討などの取り組みにより、広報広聴機能などの議会機能の強化や議員の意識改革と資質の向上など、更なる議会改革に邁進してまいります。
結びに、新しいこの一年が市民の皆さまにとりまして幸多き、飛躍の年となり、素晴らしい年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

■加西教育長 菅野 恭介
▽学校再編と未来への学び
明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、加西市の教育に多大なご支援をいただき深く感謝申し上げます。
広報に市としての学校再編の方針を掲載させていただきました。この方針は、保護者アンケート、中学生・高校生アンケート、タウンミーティング等での意見交換を経て、市と教育委員会で協議して決定いたしました。身近にあって当然であった学校の再編であり、すべての方々にご納得いただくことが難しいことも承知いたしております。しかし、全国的な少子化の中で、子どもたちに多様な出会いや学びの機会を確保し、加西市の教育の未来を切り拓くためには必要な決断と考えております。再編にあたっては、少人数学級や少人数授業を積極的に導入し、子どもたち一人ひとりを丁寧に見ることができる体制作りも行ってまいります。
学校再編は、加西市の新たな教育のスタートです。学習の基盤となる「基礎基本」の充実や、たくましく未来を生きる力を育てる「加西STEAM」に加えて、小中のスムーズな接続と各校の独自性を両立させる「施設分離型の小中一貫教育」、世界中がネットワークで繋がる時代に対応した「グローバル教育」の推進など、不易の部分を大切にしながら、新たな学びを導入し、子どもたちが、毎日「わくわく、どきどき」挑戦し、「やったー、できた」といった体験を重ねながら、心や体の基盤を作ることができる教育を展開します。そして、加西市で育った子どもたちが、将来また加西市に住みたいと思えるよう精一杯取り組んでいく覚悟です。
また、ここでは紙面の都合上、学校再編の内容が中心となりましたが、特別支援教育、幼児教育、生涯教育についてもしっかりとビジョンをもって取り組んでまいります。これらについての抱負は、教育委員会のホームページで述べさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。

       

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