地域の未来を照らすみなさんを紹介します。キラリ★中野のチカラ No.113

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写真家　関　一也
せき・かずや　中野市出身。豊富な知識をいかし、ポートレート、ウェディング、風景や物撮りなどの幅広いジャンルで写真や動画の撮影を行っており、現在、女優　木村文乃(きむらふみの)YouTubeチャンネル「木村文乃official」の撮影も行っている。

■全てのチャンスは”Yes”から
「美容師になると同時に本格的に写真の活動を始めましたが、そこから数カ月たって、将来への不安から精神的に参っていた時がありました。でも、ある時、ウェディングフォトをする機会をいただいて、その楽しさを知って以降、それをメインに活動をしていました。」と活動の発端を語ってくれた。
また、自身も得意とし、数ある作品の中でも特に目を引く星空の写真について聞いた。
「友人と星空を撮影していた時期にちょうど結婚式の前撮りで『星空と撮りたい』という依頼があったんです。いい写真が撮れ、依頼された方も喜んでくれて。そこから『星景ポートレート』を研究していこうと決めました。」
こうして『星景ポートレート』の第一人者となった関さん。実は、写真家とは別に輝かしい経歴を持っている。
「高校生から始めたアーチェリーは、大学時代にコンパウンド全日本選手権で4連覇したり、世界大会にも出場させてもらいました。今でも続けてはいますが、主に妻がやっているアーチェリーのアカデミーを手伝ったりしてます。」
そんな関さんが語るカメラの魅力とは。
「全く関係のない職種の方とつながれることですね。これまで、多種多様な仕事をいただいたおかげで、活動の幅が広がりました。水中撮影のためにダイビングのライセンスを取得したのもこのつながりがあったからですね。」
「全てのチャンスは“Yes”から生まれると思っていて、『嫌だからという理由でNoは出さない』というのは自分ルールで決めているんです。今まで多くの方からいただいたチャンスがあったからこそ今があると思っています。」
最後に今後の展望について聞いた。
「これまで、関わった方には幸せになってほしい、何かプラスになってほしいと思いながら活動してきました。もちろん、これからも同じ思いで活動しますし、地元を盛り上げたいという思いもあるので、さまざまなイベントに関わり、中野市をさらに盛り上げるような活動がしたいです。」