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地域の未来を照らすみなさんを紹介します。キラリ★中野のチカラ No.103

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

■自分の『デザイン』でいろいろな人たちの生活を少しでも豊かにできればいいなと思っています。

フリーデザイナー
関 美星
せき・みほし 中野市生まれ。大学で視覚デザインを専攻。考案したデザインが中野市市民会館ソソラホールのシンボルマーク募集作品の中から採用された。

「絵を描くことは昔から好きだったんです。それこそ、物心がついたころには一人で黙々と絵を描いていました。でも始めは趣味の範囲で、デザインの道に進むとは思ってなかったんです。」と話してくれた関さん。進路に悩んでいた高校時代、担任の先生から勧められた大学へ進学し、デザインについて学ぶこととなった。
シンボルマークの応募に至った経緯を伺った。
「シンボルマークを募集していたことは母から聞きました。小・中学生時代の習い事や部活動などで使わせていただいたこともあり、中野市市民会館には思い入れがあったので、ぜひ参加したいと思い応募しました。シンボルマークに選んでいただけたことで、周りの人が喜んでくれたのがうれしかったです。」
今回、たくさんの応募の中から決まったシンボルマークについて「皆さんに愛着と親しみを持ってもらうことを考えてデザインしましたし、ソソラホールのような芸術表現ができる場所は、自由な場であってほしいという思いもありました。多くの人に見てもらうので責任は感じていますが、このマークを見てすぐにソソラホールのものだと思ってもらえるようになったらうれしいです。」と話してくれました。
関さんにとっての『デザイン』とはどういったものなのか聞いた。
「『デザイン』はあくまで脇役だと思うんです。一口に『デザイン』と言っても多岐に渡っていて、視覚デザインだけでなく、企業の広告やブランディングも一種の『デザイン』なんです。そのうえで、自分の『デザイン』でいろいろな人たちの生活を少しでも豊かにできればいいなと思っています。」
最後に中野市への想いについて教えてもらった。
「今回、シンボルマークに選んでいただいたことで、デザインをすることが好きなんだと再認識できましたし、今まで学んでいた分野だけにこだわらず、今後もなんらかの形で中野市を少しでも盛り上げるお手伝いができればいいなと思っています。」

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