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地域の未来を照らすみなさんを紹介します。キラリ★中野のチカラ No.109

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

Fighting NEXUS 初代ストロー級チャンピオン
宮澤 雄大
みやざわ・ゆうた 中野市出身。総合格闘家。
K-PLACE所属。8月20日に行われた「K-PLACE所属。8月20日に行われた「Fighting NEXUS 初代ストロー級王者決定戦」に見事勝利し、ベルトを巻いた。

■自分の選んだ道を正解にする。
「親父が亡くなったことを機に、自分の心の弱さに気付きました。同時に冷静になって周りを見て『自分はこのままでいいのか』とも思いました。」
心を強くしたいと思い、ふと思い浮かんだのが格闘技であった。
「以前、友人の影響でキックボクシングをしていて、当時通っていたジムに改めて行ってみたんです。そうしたら、そこが総合格闘技のジムになっていて。そこで『ZST(ゼスト)』という団体でプロをしていた池田直也(いけだなおや)先生と出会いました。」
はじめは、プロになりたいとは思っていなかった宮澤選手。この池田先生との出会いをきっかけに心境の変化が生まれたという。
「練習や試合などで苦難を味わうことが多かったものの、自分の成長を感じさせてくれたり、格闘技の奥深さを教えてもらい、『プロになりたい』という気持ちが芽生えました。」
そして、2017年にプロデビューし、本格的に格闘技の世界に身を投じた。
印象深い試合を聞いた。
「2021年の北方大地(きたかただいち)選手との一戦です。自身初のタイトルマッチで、これまでとは比にならない重みを感じる試合でした。負けてしまい、今までで一番悔しかったです。試合に向けてもっとできたこと、懸けていいものがあったんじゃないかって。でも、この一戦は、結果以上に得るものがあったし、自分と向き合い、技術的・精神的に成長できた試合でした。この一戦があったからこそ、今回、ベルトを獲得することが出来ました。」
今後の目標について「アジア最大級の格闘技団体『ONEチャンピオンシップ』に出場することが最終的な目標です。そのためにまず、国内の団体『RIZIN(ライジン)』に出場し、結果を出すことを今の目標としています。まだ決定してはいませんが、次の試合が人生の分岐点になると確信しています。」と話した。
最後に「僕は何でも『やればできる』と思っています。そしてその原動力は、皆さんからの応援です。引続き応援をお願いします!」と語った。

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