■早めの気づきが大切です 軽度認知障害って何?
認知症の前段階で、生活に支障はありませんが、物忘れが多くなるなど記憶力や注意力の低下がみられる状態のことを指します。
○Check
軽度認知障害の段階で脳の活性化を図ることや運動する習慣を身に付けることは、認知症の予防に非常に重要です。
年のせいと決めつけず、「いつもと違う」と違和感があれば、予防に取り組むことや地域包括支援センター、医療機関に相談するなどの早期対策が重要です。
■認知症を予防するポイント
○バランスの良い食事
野菜や青魚を中心に、ビタミンやたんぱく質などの栄養素をしっかりとることで、脳の健康の改善が期待できます。また、よく噛むことは、脳への血流を良くします。一日3食、規則正しく食べましょう。
○外出やコミュニケーション
出不精の方ほど認知機能が低下する心配があります。趣味活動や集いの場、老人クラブ、地域サロン、介護予防教室に参加するなど、社交の場を作っていくことが有効です。
○体を動かして脳を活性化
ウォーキングなどの有酸素運動は軽度認知障害の改善が期待できます。運動する時間が無いという方は、足踏みしながら計算したり、歩きながらしりとりをするなど、二つのことを同時に行う「コグニサイズ」に取り組むと、脳の血流が良くなります。
問合せ:
地域包括支援センター【電話】0269-24-1064
地域包括支援センター北信総合病院【電話】0269-38-1377
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