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自治体の皆さまへ

路線バスを未来につなごう

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

人口減少などの影響で、公共交通の利用者が減少している一方で、高齢化による運転免許証自主返納者の増加など自動車での移動が困難な方の移動手段を確保する必要があり、誰もが使える公共交通の必要性は高まっています。
公共交通を維持していくために、積極的な利用をお願いします。

■登場人物
長電バス株式会社 小林 修(こばやしおさむ)さん
乗合バスが日々安全に運行できるよう、本社部門でバックアップ業務をしている。

企画財政課 清水 芳樹(しみずよしき)
地域の公共交通を守るため、日夜公共交通の普及に努めている。

■2024年問題とは
働き方改革関連法によって2024年以降、これまで定着してしまっていた自動車運転業務の長時間労働が改善されることによって起こるさまざまな問題のこと。

(1)サービスを維持することが難しくなる
便数の多い朝・夜両方の路線バス運行といった、長時間労働が制限されるため、運転手の人数が増えない限り路線バスの維持が困難となり、減便などが必要に。

(2)利用者の減少による影響
(1)の影響など交通の便が悪くなることで利用者が減り、収益が見込めず、さらに減便してしまう可能性も。

清水:バスが減便するって話を聞いたけどどうしてなんだろう?
小林:それは、2024年問題と呼ばれ、働き方改革関連法によって起こるさまざまな問題が原因の一つなんです。

小林:このままだとこんな影響が出るかもしれません。
夜間~深夜時間帯の運行便数の減便、終バスの繰上げ
通勤・通学時間帯の多客便の減便による車内混雑
利用の少ない昼間時間帯の減便
特に利用の少ない路線の廃止または路線の短縮

清水:えぇ!?それは困っちゃうよ!

小林:公共交通の維持の秘訣は「利用すること」です。ぜひ積極的に公共交通をご利用ください。
清水:そうなんだ!じゃあ今日から早速乗ってみよう!
小林:長電バスでは運転手を募集しています!私たちと公共交通を盛り上げましょう!

問合せ:企画財政課
【電話】0269-22-2111(内線466)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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