■男性の風疹
妊婦さんと赤ちゃんを守るために予防接種を受けましょう
◇1 風疹とは
風疹とは、風疹ウイルスの感染で起こる感染症です。感染した人のせきやくしゃみ、会話などで、ウイルスを含んだ飛まつが飛び散り、これを鼻や口から吸い込むことなどで感染します。
主な症状として、小さく赤い発疹が全身に広がっていきます。そのほか、38°C前後の発熱、耳や首の後ろのリンパ節の腫れ、目の充血、軽いせきなどがあります。
◇2 最も注意すべきこと
最も注意したいのは妊婦への感染です。風疹に免疫のない妊婦が感染すると生まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」という病気になる可能性があります。妊娠初期に感染するほど、生まれてくる赤ちゃんに難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れなどが生じる可能性が高まるとされています。
◇3 予防方法
予防接種を受けることが最も重要です。妊娠を希望する女性だけでなく、妊娠中の女性の周囲にいる方が予防接種で風疹を予防しましょう。
※妊娠中の方は風疹の予防接種を受けられません。
◇4 風疹にかかりやすい年代※の方へ
※1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性
過去に公的に風疹の予防接種を受けていない方は、無料で抗体検査、予防接種が受けられます。対象者には昨年、無料クーポン券を送付していますので、まずは抗体検査を受けましょう。2019(令和元)年度から今までに受けたことがある方は対象外です。
抗体検査が受けられる場所:市の特定健診、職場の健診、医療機関、人間ドック
予防接種:抗体価が低い場合に医療機関にて接種
クーポン券の有効期限:2024年3月31日
無料クーポン券を紛失した場合は再発行いたします。健康づくり課までご連絡ください。
問合せ:健康づくり課
【電話】0269-22-2111(内線368)
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