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自治体の皆さまへ

2023(令和5)年度 中野市一般会計 当初予算

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

■一般会計 260億6,400万
前年度当初比 ↗0.9%(2億2,500万円の増)

2023年度予算は、新型コロナウイルス感染症、原油価格・物価高騰、自然災害などの影響により財政支出が増加する中、さまざまな課題を克服し、第2次中野市総合計画に掲げた将来都市像「緑豊かなふるさと文化が香る元気なまち」の実現に向けて取り組む予算としました。

■予算のポイント
◆デジタル化を実感する
○マイナンバーカードで窓口負担を軽減
住民異動や各種証明書交付などの手続きを一貫してデジタルで行える「書かない窓口」を導入します。マイナンバーカードを専用端末に読み取らせることで申請手続きができ、負担が軽減されます。
また、コンビニ交付サービスでは、税に関する証明が新たに取得できるようになります。
その他、市内一部地域で現在試行運用している、くらしや防災の情報が確認できる「地域情報配信ツール」の有効性などを検証し、市民の皆さまへの情報伝達や自治会活動での運用を目指します。

◆農業・商工業の活性化
○企業支援で転入者を増やす
新たに農業では遊休荒廃農地の増加を抑えるため、貸し手と借り手のマッチングを円滑にする「優良農地見える化事業」などに取り組みます。
商工業では企業支援として、市外に住む従業員が市内のアパートなどに転入する場合の家賃補助や地域のにぎわい創生のために団体が実施するイベントへの補助などを行い、地域経済の活性化につなげます。

◆安心・安全のまちづくり
○子どもを守る通学路の安全対策
通学路の安全点検結果に基づき、引き続き安全確保のための対策工事を行います。平岡10号線、中野2号線、若宮田麦線の工事を行うほか、歩道が確保できない場所では、路面標示を設置します。
その他、米山線など幹線道路の整備、平成橋など橋梁の修繕、各路線の道路舗装工事を実施し、市民の皆さまの安全で快適な通行を確保します。

◆子育てしやすい環境づくり
○学校給食費5割軽減
保護者の経済的負担の軽減を図り、子育て施策をより一層充実させるため、4月から市内小中学校の児童生徒の学校給食費軽減割合を現在の3割から5割に拡大します。
この軽減により、給食の質や量には影響はありません。これまでどおりおいしい学校給食を提供します。

〔さまざまな子育て支援策の展開〕
・子育て支援拠点施設「HUBLIC(ハブリック)NAKANO」オープン
・こどもの居場所づくり活動支援事業
こども食堂等の運営団体に補助
・子育てサークル活動応援事業
子育てサークルの立ち上げを応援
・保育園使用済み紙おむつ回収事業
紙おむつの持ち帰りをなくし保護者の負担軽減
・新生児聴覚検査事業
新生児の聴覚検査費用を公費負担
・おたふくかぜワクチン接種助成事業
接種費用を軽減
・子育て世帯訪問支援事業
家事や育児に不安や負担を抱える世帯、妊産婦やヤングケアラーのいる世帯を支援員が訪問して、家事や育児の支援など

◆脱炭素化の推進
○温室効果ガスの削減へ
各施設の照明を2025年度までの3年間で計画的にLED改修工事を行い、脱炭素化を進めます。
23年度では、延徳小学校体育館、南宮中学校体育館、北部公民館、中野陣屋・県庁記念館の照明設備をLEDに改修し、脱炭素化を図ります。
また、市全体で温室効果ガス排出量の削減につなげるため、地球温暖化防止計画を策定するほか、公用車に電気自動車を導入します。

問合せ:企画財政課
【電話】0269-22-2111(内線221)

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