文字サイズ
自治体の皆さまへ

博物館だより

36/41

長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

■〔キッズ〕キッズアカデミー
目指そう未来のロボコン戦士~プログラミング入門〔初・中・上級編〕~
プログラミングによる簡単な自動制御装置の製作を行います。(全4回)
日時:
9月23日(土)(祝)午後2時~4時
8月17日(木)~20日(日)午前9時30分~正午
講師:山岸恒夫(やまぎしつねお)さん
材料費:
・初級…2,850円
・中級…1,800円
・上級…1,300円
定員:8人(対象…小学4年生以上)
※要予約
受付期間:8月11日(金)(祝)まで

■〔歴史〕高遠山古墳出土品凱旋記念講演
長野県立歴史館に出張していた県宝高遠山古墳出土品(鉄剣など11点)が、8月下旬に帰館します。これを機に、鉄器研究者鈴木崇(すずきたかし)司さんを講師に迎えて、古墳時代の鉄製品の魅力を学びます。
日時:9月23日(土)(祝)午後2時~4時
講師:鈴木崇司さん(駒沢大学大学院生・日本学術振興会特別研究会DC2)
参加費:無料
定員:50人
※要予約

■〔歴史〕常設展示室 一部展示替え
企画展の間、展示していなかった民俗資料が復活しました。生活や仕事の道具などを中心に一部展示替えをしています。
今回の一押しは、遊びの道具、紙めんこです。展示品は昭和中期からのもので、当時の人気キャラクターなどが印刷されています。めんこは、風圧を利用して相手のめんこを裏返す「起こし」という遊び方が一般的でした。懐かしいレトロな絵柄もお楽しみください。

■Column
◇単なる錆(さび)の塊じゃないんだぞ
高遠山古墳で出土した鉄製品。1700年も前のものなので、すっかり錆さびついています。華やかさもないし、つまらないでしょうか。しかし、錆には、実に多くの情報が封じ込められています。
試しに、死者に添えられた剣を観察してみましょう。表面に布の痕跡が見えます。布自体は消失していますが、錆が発生する中で布目が写しとられたのです。鞘に収めた剣ではなく、抜き身の剣を布で包んで棺に収めたと推測されています。それが、葬儀の作法だったのでしょう。1700年前の人々の行動が見えてきます。また、布の痕跡は、当時の織物がどんなものだったかを研究する材料にもなるでしょう。
さらに、中野市内では未発見ですが、ハエのさなぎの痕跡のある鉄剣にも注目が集まっています。埋葬までの一定期間、地上に遺体を安置して喪に服す「もがり」という儀礼(現代の通夜に相当)の痕跡なのです。どうでしょう。錆の塊も見え方が違ってきませんか?

■プラネタリウム投影情報
※詳しくは本紙31ページをご覧ください。。

各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)
観覧料:一般600円、高校生以下300円、未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料

休館日:火曜日
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料

問合せ・申込先:市立博物館
【電話】0269-22-2005【FAX】0269-38-1290

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU