■中野市指定有形文化財に指定した物件
・小内八幡神社随神門(安源寺572-1)
・小内八幡神社輪橋(安源寺572-4)
指定日:6月30日
所有者:小内八幡神社
◇小内八幡神社随神門(おうちはちまんじんじゃずいじんもん)
虹梁(こうりょう)の絵様彫刻を透彫(すかしぼり)のようにつける手法から越後系の大工の関与が考えられ、1834(天保5)年の棟札(むなふだ)が現在の随神門の造営を示していると判断できます。江戸時代末期の姿を今に伝える貴重な建築物です。
◇小内八幡神社輪橋(おうちはちまんじんじゃわばし)
輪橋の擬宝珠(ぎぼし)柱などの様式からみて、1665(寛文5)年の棟札にある橋がそのまま残されていると考えられています。木造の輪橋は市内の神社では他に類例がなく、江戸時代前期の姿をそのまま今に伝える貴重な建築物となります。
問合せ:生涯学習課
【電話】0269-22-2111(内線424)
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