市内でさまざまなミッションに取り組み、活動している5人の地域おこし協力隊の皆さんに、これまでの活動の振り返りと今後の抱負を伺いました。
■mission…空き家対策
駆け抜けた3年間、次のステップへ。村井照太 隊員
協力隊活動も残すところあとわずか。振り返れば、何の予備知識もなく成り行き任せに辿り着いたこの場所で、日々充実した生活が送れているのは、中野市で出会った多くの人たちのおかげです。新拠点「NAKANO DROP」では、”エリアリノベーションの仕掛けづくり”をテーマに同志たちと更にいろんなことに挑戦していこうと思います。
空き家の所有者さんへ:この時期、積雪の処理にお気をつけくださいね。
問合せ:都市計画課
【電話】0269-22-2111(内線358)
■mission…関係人口の創出
「農ある暮らし」体験を通じて中野市の魅力を発信 藤田修 隊員
農をテーマに、中野市との関わりやその魅力を知るための機会を持っていただけるよう、「農ある暮らし」体験会・ワークショップを開催しました。
参加いただいた方には、人手が足りない農家さんの野良仕事をお手伝いいただいたり、食の安全や食糧自給率の問題などから家庭菜園や自給自足に関心を持つ方向けに、無農薬栽培を行っている農家さんの畑や耕作放棄地にて、安心・安全な無農薬・無肥料での野菜作りに参加いただいたりしました。
問合せ:商工観光課
【電話】0269-22-2111(内線256)
■mission…中野市での新規就農
協力隊としての最終年 山下和貴 隊員
ブドウの作業ひとつをとってもいろいろなやり方があり、果樹棚の栽培、育成方法によって施工する方法がいくつもあること、農業体験の中にたくさんの学びがありました。
思い返せば行政の皆さんからあたたかいお話を伺ったことがきっかけで中野市に移住することを決心してから、あっという間の日々でした。退任も近づいてきましたが、まずは現在管理している圃ほ場の栽培管理を徹底し、果樹農家として新規就農し、美味しいブドウ作りに励みたいと思います。
問合せ:農業振興課
【電話】0269-22-2111(内線406)
■mission…農作業支援
見えてきた苦労 野沢研二 隊員
奈良県から中野市に移住し、四季折々の景色や農作業支援を通じ、農家としての一年を間近で見る事ができました。
主にブドウの農作業を通じて、春の芽吹きから秋の収穫、出荷するまでを直接経験することができ、今までただただスーパーで眺めていただけの果実の裏側の苦労が見えるようになり、農業がより身近な存在になりました。
将来の美味しい果実の生産に向けて、勉強や挑戦を重ねていきたいと思います。
問合せ:農業振興課
【電話】0269-22-2111(内線406)
■mission…移住・定住の促進
中野市の人へ中野市の魅力を伝える 間峠未希 隊員
いつも移住者さんには「中野市はこういうところだよ!」とお伝えしているのですが、最近は移住者の目線から地元の方へ中野市の魅力を伝えることが増えてきました。
長年住んでいると、全てが当たり前になってくると思います。当たり前の景色・当たり前の生活・当たり前の日常。でもそれは、中野市に住んでいるから当たり前になっているだけ。
ないものを探すのではなくて、今あるものがどれだけ貴重かということが伝わっていると嬉しいです。
問合せ:商工観光課
【電話】0269-22-2111(内線256)
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