■自分らしく生きるために。人生会議を知っていますか?
自分が大事にしていることや望んでいること、どこで、どのような医療・ケアを受けたいかなどを自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと共有することです。英語ではアドバンス・ケア・プランニング(ACP)といいます。
気構えて話すのではなく、日常の中で周囲の人に自分が大切にしていることや将来のことを話しておくことも「人生会議」です。
▽さっそく実践!
01 希望や思いについて考えましょう
今のあなたの考え方を示しておくことは、将来ご家族などがあなたの気持ちを考えて判断するのに役立つでしょう。
02 あなたの代わりに伝えてくれる人を選びましょう
予期しないできごとや突然の病気で、自分の希望を伝えることができなくなるかもしれません。自分で判断できなくなった時のことも想定しましょう。
03 希望や思いについて話し合いましょう
医療や生活に関する希望や思いを家族や代理人、医療者と話し合いましょう。しっかり話し合うことで、お互いの理解が深まることでしょう。
04 話し合ったことを記録しましょう
希望や思いは時間とともに変化したり、健康状態によって変わる可能性があります。その都度見直して書き直しても構いません。
結論を決めることがゴールではありません。何度でもくり返し考え、話し合いましょう。
■自分が大切にしていることについて、いっしょに考えてみませんか?
市在宅医療介護連携講演会『人生会議』ってなに?
~あなたが大切にしたいことは何ですか~
11月2日(土)午後2時~3時30分
中央公民館3階講堂
定員:50人
講師:JA長野厚生連 北信総合病院 訪問看護認定看護師 花岡雅子(はなおかまさこ)さん
申し込み:高齢者支援課へ電話またはながの電子申請
■自分のこころの整理にエンディングノートを活用しましょう
エンディングノートは自分自身に何かあったときに備えて、残された方がさまざまな手続きを進める際の判断材料として必要な情報を残すためのノートです。これまでの人生を振り返り、これからの生き方を考えるきっかけにもなります。
高齢者支援課の窓口でお渡ししているほか、市公式ホームページではPDFデータを公開しています。
問合せ:高齢者支援課
【電話】22-2111(内線366)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>