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自治体の皆さまへ

湯本市長の不定期連載コラム

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

■第9回 安心子育て・縁(えにし)を紡ぐ
新年度がスタートし、黄色の帽子と真新しいランドセルを背負った子どもたちを見かけます。おかげ様で、新中野市は、誕生から20年目を迎えます。
新中野市となった翌年2006(平成18)年の出生数は404人、合計特殊出生率1.53でした。それに対し、2022(令和4)年は216人のお子さんが生まれ、合計特殊出生率は1.25となり、2023(令和5)年の出生数は210人となりました。
約18年前と比較すると1年間で生まれるお子さんの数は半減。合計特殊出生率も全国1.26、県1.43と中野市はいずれも下回っています。
コロナ禍の影響により高齢者人口が日本の総人口の30%以上となり、社会課題が発生すると言われている、いわゆる「2035年問題」が前倒しとなり、この少子化を加速させている「静かな有事」が進んでいます。少子化の減少傾向への対策を行うことが大切です。
さて、HUBLICが、オープンして1年が経過し、市内外から約4万人を超えるお子さん連れのご家族にご利用いただいております。タカギセイコーふるさとパーク、ソソラホ-ル、整備中のアーチェリー場など、新たに整備した拠点施設を活用し、子どもからお年寄りまで住んでみたい中野市を目指しています。更なる「縁」をつなぐため、皆さまの知恵が必要であると感じています。

○今回の見通し
未来を見据え、多くの「縁」をつなぐ

中野市長 湯本隆英

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