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地域の未来を照らすみなさんを紹介します。キラリ★中野のチカラ No.118

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

信州ブリリアントアリーズ ジュニア監督
藤岡智恵美
ふじおか・ちえみ(旧姓:堀崎)
中野市出身。中野平中学校を卒業し、日本航空高校に進学。実業団や大学ではオポジットやリベロ、コーチとしても活躍し、現在は後進の育成に力を入れている。

■安全牌は選ばない 迷ったら厳しい方を
「きっかけは友達に誘われて。でも両親に反対されて、みんなより1年遅れの小学4年生から始めました。」平野少女バレーチームでバレーボールの楽しさに触れ、中野平中学校でもバレー部に所属。3年生のときにJOC長野県選抜で12人に選ばれた。これをきっかけに、山梨県の日本航空高校女子バレー部の立ち上げメンバーとして声をかけられる。
「15歳で親元を離れることは不安でしたが、自分の努力次第で変えられる世界に挑戦してみたいという気持ちの方が大きかったです。」
はじめは中学生にも勝てなかったチームをキャプテンとしてまとめ、1年生10人だけで春高出場を決めた。
「仲間と試行錯誤して苦難を乗り越えることで、一人では考えられないほど大きなことを成し遂げる力になるということを学びました。」
そんなバレー漬けの日々を過ごした高校生活。3年生の2月からトヨタ車体クインシーズの練習に参加した。
「大学進学も考えましたが、チームが5.1リーグ昇格の時期で、高校入学と同じ挑戦したいという気持ちが湧きました。なにより、葛和伸元(くずわのぶちか)監督とバレーをしたいという思いが強かったです。」
『人間的成長無くして、技術の向上無し。』の教えの下、バレーだけでなく日常生活でも学ぶことが多かったという。そんな恩師からの『指導者になれ。』の一言で、後進育成の道に進んだ。大学に入学し、スポーツ心理学を専攻。教員免許を取得した。
現在は、ルートインジャパン株式会社が母体の信州ブリリアントアリーズジュニア監督として活躍。普段心がけていることは、「考える機会を奪わない。自分たちに何が足りないのかを常に考えて話し合い、挑戦する場を与えることです。」
大好きなバレーボールに生涯関わり続けると話す藤岡さんに、今後の目標を聞いた。
「学び続け、挑戦し続ける人でありたいと思います。周囲への感謝を忘れずに、成長していきたいです。」

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