■〔歴史〕テーマ展示
「地図と写真でみる大正末~昭和初めころの中野市街のようす」
大正末(1920年ごろ)から昭和初期(1940年ごろ)に発行された出版物掲載の地図と当館に寄贈された同時期撮影の写真を展示します。
当時の中野市街のようすやその変化を読み取ってみましょう。
期間:2月3日(月)まで
場所:常設展示室
■〔文化〕エントランスミニ展示IV
「棉(わた)から糸ができるまでandふわふわ手仕事体験」
江戸時代以降、長野県でも栽培され、衣類や防寒具の素材として普及していた木綿。当館が所蔵する木綿に関する民具を展示し、収穫から加工の過程を紹介します。体験コーナーでは、ふわふわとしたワタの実や棉繰機などの道具に実際に触れてみましょう。
期間:1月11日(土)~2月28日(金)
場所:エントランス
■Column
◇本物vs模造品
当館が誇る展示品といえば、弥生時代の銅戈(どうか)と銅鐸(どうたく)。17年ほど前、柳沢遺跡で見つかったものです。現代の鋳金作家も驚嘆するほどの高度な技術で作られた、まさに逸品。しかも、日本列島最東端の事例。地域の歴史にとっても、日本の歴史とっても、重要な資料です。
とは言え、銅戈や銅鐸の現状は、製作から2000年以上の時を経て、変わり果てた姿。壊れて破片になっているだけでなく、弥生人を魅惑した黄金色の輝きは失われ、黒ずんでいます。そこで、かつての姿をイメージしていただこうと、展示室の一角に弥生青銅器の模造品を置きました。銅戈や銅鐸のほか、中野では見つかっていない銅剣や銅矛も合わせて展示しています。
ところが、模造品は黄金色に輝き、しかも大きくて、インパクトがあるからでしょうか、本物よりも、かえって注目を集めているような気もするのです。
■プラネタリウム投影情報
各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)
※詳しくは本紙をご覧ください。
観覧料:一般600円 高校生以下300円 未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料
休館日:火曜日
開館時間:午前10時~午後4時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料
問合せ・申込先:市立博物館
【電話】22-2005【FAX】38-1290
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