公民館報いな-スポットライト

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■麻雀(マージャン)が秘かなブーム?麻雀教室開講[西春近公民館]
最盛期の麻雀人口は2140万人を数えたそうですが、最近は450万人前後まで減少してきているとか。麻雀の機会もめっきり減ってしまったと寂しく思っていた昨今、区民の方々から「麻雀教室を開講してほしい」という要望が寄せられました。当館長自身、大いに麻雀を楽しんできた世代でしたので、それではひとつと講座開設に向けて準備を進めました。
まず必要になるのが道具です。麻雀セットにテーブルは、他の館では既存の机で代用しているということも聞きましたが、本格的な専用テーブルが欲しくなります。天板のコンパネを購入し、脚は公民館所蔵の使用済み角材をつけ、補強金具を付ければ出来上がり。5脚用意し、さらにサイドテーブルも作りました。
開講日には約20名の受講生が集まりました。基本的な競技方法やルールなど確認し、早速卓を囲みます。各テーブルから「ポン」「チー」「リーチ」や「勝負!」の声が飛び、「ロン!」の一声で歓声や悲鳴が上がります。活気にあふれ、雀荘さながらの景色が浮かび上がりました。
初心者の方は同じ卓に集まり、牌を開いて競技の進め方や役についての説明をしてゆっくりと進めていきます。メンバーの中に教え上手の方がいて、こちらも実に楽しそうな歓声を上げながら、局が進みます。新たなことに挑戦し、未知の世界を切り拓いていくというのは嬉しいもののようです。
牌を操作し、複雑な役や点数計算を覚えながら作戦を練り、時にメンバーと談笑し、勝ち負けを楽しむ「健康麻雀」は、まさに「百利あって一害なし」。これからも皆さんと大いに楽しんで行けそうです。