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こんにちは栄養士です

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長野県伊那市

■1歳頃の食事のとり方
お子さんが生まれてから1歳を迎えるまでの間、日々変化する成長を楽しみに見守ってこられたと思います。そしていよいよ1歳…。「もう1年」「やっと1年」と感想はさまざまでしょうか。離乳食もいよいよ完了が近づいてきました。

▽1歳の食事って、どんな様子?
離乳食の後の母乳・ミルクがだいぶ減ってきて、大人と同じように朝昼夜の食事でお腹をいっぱいにしていく時期になります。でも、消化器官はまだ未熟で、胃袋は小さく200〜250ml(計量カップ1杯分)しかありません。そのため、3回の食事では1日に必要な栄養が摂りきれません。
そこで大切なのが間食(おやつ)です。1〜3歳の頃は、おやつも体を作る材料として必要なため、おやつは嗜好品(お菓子)とは違います。この頃のおやつは栄養素を補うための「補食」の役割、第四の食事なんです。

▽どんなおやつがいいの?
1歳の始め頃はまだ母乳・ミルクがありますが、少しずつ他の食材に切り替えていきます。母乳・ミルクが減ってくるとビタミンAやビタミンCが不足するので「果物」を、そして歯と骨の成長に必要な「牛乳・乳製品」をおやつで食べるようにしましょう。
例えば、
・牛乳・乳製品または母乳・ミルク50〜100mlと果物(りんご)20gといった組み合わせがおすすめです。

▽1歳になったら、大人と同じ食事でいいの?
大人と同じ食材が食べられるようになったり大人の食事を欲しがったりする姿を見ると、「大人と同じ食事でも良いのかな」と思うかもしれません。でも、まだかんで塊にまとめて飲み込むことは練習中です。まだまだ、やわらかく調理してあげてください。

問合せ:健康推進課 保健係

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