《議会だより》9月伊那市議会定例会 一般質問から-田畑正敏

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田畑正敏(たばたまさとし)

■子どもの貧困対策と生活困窮世帯への支援策について
問：田畑正敏議員…コロナという特別な事情があったにせよ、生活困窮世帯の実態をどう捉えているのか。
答：市長…コロナ特例貸付を行った世帯は524世帯であり、コロナの影響を受け日常生活の維持が困難となった世帯が多い。子育て世帯、就労収入が安定しない世帯については、今後も継続した支援が必要と考える。

問：田畑正敏議員…潜在的な困窮世帯に対し、抜本的対策を講じる必要があると思うが。
答：市長…行政、社協、各事業所など関係機関との連携を図り、重層的支援体制の整備により見守りと自立支援を図っていく。また、生活力を確保できる就労支援についても、関係機関と連携した支援体制の強化によりマッチングを進めていきたい。

■移住起業者への支援体制について
問：田畑正敏議員…日本一の起業、創業支援を目指し、「起業支援制度の新設」を提案するが。
答：市長…現時点での新設は考えていないが、今ある2つの事業の中身について拡充を含め検討したい。