ふくしいな-きらきら ちいきびと

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■太鼓は人と人とのつながりを作ってくれる大切なもの
長谷在住　宮下由紀夫(みやしたゆきお)さん

「太鼓は自分にとって唯一の趣味。そして、一番楽しいもの」と語ってくださったのは、長谷市野瀬にお住まいの宮下由紀夫さんです。宮下さんは、長谷太鼓「創龍会」を30年程前に立ち上げ、現在も中心となって活動をしています。
太鼓を始めたきっかけは、今から45年程前に市野瀬青年会に所属していた頃、地域のお祭りで様々な出し物をしていた中に太鼓があったそうです。その青年会をご自身が卒業する時に「何かを残したい」と思い、太鼓だけを切り離し「創龍会」を作られました。
現在は20名ほどの方が所属されています。「創龍会」は誰でも参加でき、小さなお子さんも親御さんと一緒になって自由に演奏できるのも魅力のひとつです。長谷の方よりも、他の地域から練習に参加される方のほうが多いとのことです。
「来るものは拒まず。何かを突き詰めるのではなく、一人一人に合わせた演奏を行っていくことで太鼓を楽しんでもらいたい」、「新しい人と人とのつながりを作ってくれる太鼓を、行けるところまで続けていきたい」と、太鼓を続けていく思いを語ってくださいました。
今後も声をかけてくれるところがあれば積極的にイベントに参加していきたいという宮下さん。
これからも大切な太鼓を、そして「創龍会」を地域の伝統として続けていってほしいです。