「障害者週間」は、平成16年6月の障害者基本法の改正により、国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、従来の「障害者の日」(12月9日)に代わるものとして設定されました。
「障害者週間」の期間は、毎年12月3日から12月9日までの1週間です。なぜこの期間なのかというと、「国際障害者デー」である12月3日から我が国の「障害者の日」である12月9日までの1週間について、平成7年6月27日に障害者施策推進本部が「障害者週間」とすることを定めました。
※参考…内閣府HPより
伊那市社会福祉協議会では今年度、官民連携による「NISSAN・エコキャップ・アップサイクル・プロジェクトin伊那」にメンバーとして参画しました。
このプロジェクトは、市内で回収した使用済みペットボトルのキャップ(エコキャップ)をアップサイクル(捨てられる物を加工して新たな価値を付ける)して、。自動車メーカーのNISSANが児童向けに提供している環境教育の教材である電気自動車のモデルカーを製作するという取組です。
詳しくは、「日産自動車ニュースルーム」のサイト(2023/09/27発信)をご覧ください。
モデルカーのキットは再生プラスチックから作られます。その原材料となるエコキャップが市内の小学校等で回収され、伊那市社会福祉協議会が運営する障害者就労支援事業所で、集められたエコキャップの洗浄と色分けをする作業を担当して行いました。
(※現在、エコキャップの受入は終了しています。)
今回のプロジェクトを通して、様々な方と繋がり、協働することによって、障害のある方の雇用創出のみならず、多くの方が障害について考える機会になったのではないかと思います。今回できた新しいつながりを、新しいチャンスに結び付けていけるよう取り組んでいきます。
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