活動内容を紹介します
■持続可能な地域農業で、伊那谷を元気に
▽伊那谷サステイナブル農業推進隊 村中(むらなか)ひとみさん
令和4年4月に地域おこし協力隊に着任。伊那谷の持続可能な農業の推進をミッションに、農家や飲食店、小売業などの農と食に関わる人たちの交流や、農の未来の構想のサポートをしている。富山県出身。食べるのが好き。
協力隊に就任して2年目。標高が高く涼しい(冬は寒い!)気候にも、ようやく慣れてきました。
1年目は、長谷や伊那全体の農業を盛り上げるため、マルシェなどのイベント出展や、市主催の有機農業塾のお手伝いをしていました。農業塾の参加者有志から地域農業を考える協議会が立ち上がり、2年目はそのサポート活動をしています。熱心な農家さんや、スーパーや飲食店などの食に関わる方々のお話を聞き、日々勉強させてもらっています。
農家の人口は年々減り、なり手も少ないのが現状です。しかし私が関わっている農家さんはみな元気でイキイキしています。自然と日々向き合い、「食」を支える農業は、自然と触れ合う機会が減り、身体感覚が希薄になりつつある現代こそ、大切なのではないかと感じます。地域の農業を支えるには、自ら農家になる選択肢もありますが、消費者として地域の農産物を買い支えることもできます。私は伊那に来てから、地域の農業を応援すべく、できるだけ直売所や地域産の農産物を買うようにしています。
進学を機に東京で8年暮らし、都会生活で心身ともに消耗しましたが、自然豊かな伊那の環境は、私の体調を改善してくれました。今後は実体験を踏まえ、体も心も健康になる過ごし方や、食事づくりなどを伝える取り組みをしていきたいと思っています。
問合せ:地域創造課 移住定住促進係
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