■受け継がれる『西箕輪中学校人権宣言』
平成22年1月、生徒会が中心となり『西箕輪中学校人権宣言』は採択されました。当時のアンケートや討論会で出された意見によると、約4分の1の生徒が「学校にいじめがある」と感じており、「討論会をしてもいじめはなくならない」という否定的な意見も出されましたが、いじめ根絶に向けて前向きな討論が行われました。「この意見をそのままにしておきたくない」と考えた当時の生徒会役員が、キーワードとなる言葉を抜き出し、それらをつなぎ合わせ、何度も何度も検討を重ねて『西箕輪中学校人権宣言』はつくられました。
前文と5つの条文からなるこの人権宣言のパネルは、毎年4月に生徒会役員から1年生に手渡され、教室に掲示されます。また、先輩たちの思いを受け継いでいくため、11月の人権月間に合わせ、生徒会主導で『縦割り討論会』を実施しています。毎年、西箕輪中学校人権宣言の条文に立ち返りながら、縦割り班ごとに熱心に議論する姿が見られます。
問合せ:学校教育課
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