地域おこし協力隊活動だより Vol.17

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活動内容を紹介します

■農を起点に地域の暮らしを考える
農の魅力開発プロジェクト　久田拓弥(ひさだたくや)さん
令和3年5月に地域おこし協力隊に着任。みはらしファーム農の魅力開発プロジェクトをミッションに、体験農園プログラムの開発や体験農園の運営への参画をしながら、地域の農業などの活性化に向けて活動中。

令和3年5月に愛知県から移住し、伊那市での生活はもうすぐ2年になります。以前は広告会社で営業とクリエイティブディレクターを兼任し、Webや動画などのクリエイティブ(制作物)で、サービスや製品の魅力を届けることを生業にしていました。この経験を生かして課題を抱える地域のサポートができればと思い、現在は「農」というテーマで活動しています。
ちょうど今取り組んでいることが、「農体験の民主化」です。自分の手で耕し、育て、食べる「自産自消」の輪が広がることで、日々の暮らしもより豊かになっていきます。これまでは農に触れる場が「収穫」しかなかったのですが、より農への理解を深めるための学びの場づくりとして、土づくりや種まき、剪定などを誰でも体験できるようにして、「食べる」までをゴールとするサービスを設計しています。これが実現すると農に対するハードルが下がり、より多くの方が農体験できる場を提供できると考えています。
また、エシカルフリーマーケットというイベントも主催しています。「より良い未来のために社会課題に関心を持つきっかけを創る」をコンセプトとしたフリーマーケットです。環境に配慮された商品や減農薬・減化学肥料農産物などの販売をしている方が出店しています。地域で思いやりのある消費を促進できればと思い立ち上げました。今後も地域の方が楽しめる場とサステナブルな事業をつくっていきたいと考えています。

問合せ：地域創造課　人口増推進係